歯並びに影響を与える!舌の正しい位置∼①
- 2025年3月4日
- 医療コラム
みなさんこんにちは(^o^)丿
舌に、正しい位置があることをご存じでしょうか?
口を閉じているとき、舌はどこにあっても良いわけではありません。
舌はスポットと呼ばれる正しい位置にあってこそ、歯並びによい影響を与えます。
今日は舌の正しい位置についてお話ししていきます。
人間のアゴや歯は、頬や舌といった筋肉の力に影響受けて形や歯並びが決まってきます。
中でも筋肉の塊である舌の影響は大きいです。
口を閉じているときに舌が正しい位置にない場合、歯並びはどんどん悪くなってしまいます💦
舌の正しい位置は、「スポット」と呼ばれます。
場所は上顎、前歯の少し後ろ側にあるふくらみ部分です。
そこに舌先がきて、舌の広い部分がそのまま上顎に軽く触れている状態が正しい位置になります
ここに舌があると上顎が舌に押し上げられ、アゴが大きくなって歯並びが整います。
上顎が広がれば後から成長する下顎も同じように広がり、歯が生える場所に余裕ができます。
舌が本来あるべき場所「スポット」にない方は、舌に変な癖がついてしまっていると考えられます(゜-゜)
舌は筋肉の塊でかなり力を持っているため、間違った場所を舌で押すことで歯並びに影響が出てしまいます💦
舌先が上の前歯の少し後ろにあり、上顎に軽く舌の他のところが触れているならOKです。
それ以外の方は舌に癖があるため、正しい位置に戻すように努力が必要ということになります。
特に多いのは舌が下の前歯の後ろにある「低位舌」状態の人です。
このままでは歯並びが悪くなる以外にもさまざまな悪影響が体に出るため、
できるだけ早めに訓練をして舌の位置を戻しましょう。
口を閉じた状態で、現在の自分の舌がどこにあるかチェックしてみましょう!
次回は舌が歯並びに与える影響をご紹介します☆
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