痛みがなくなったから虫歯が治った?
- 2024年8月30日
- 医療コラム
みなさんこんにちは(^o^)丿
みなさんは虫歯を放置していませんか?
虫歯を放置していると、あるときを境に、スッと歯が痛まなくなることがあります。
ズキズキ夜も眠れないほどだった痛みが消えることで、「虫歯が治った」と勘違いしてしまいがちですが、、、
虫歯の痛みがなくなるのは、危険なサインです!
痛みがなくなる=虫歯が治った、わけではありません。
治るどころか、虫歯が悪化して歯の根っこが膿んでいたり、あごの骨が溶けるなど
症状が重くなる場合も考えられます(>_<)
そもそも痛みがなくなった理由として、
◎細菌によって歯の神経が死滅すると痛みを感じなくなります
痛くなくなるのは、虫歯菌をはじめとする細菌によって歯の神経が死んでしまうからです。
虫歯が歯の神経に達して、歯の神経が細菌に侵されて死んでしまうと痛くなくなります。
そしてそのまま放置していると
根尖性歯周炎、歯根嚢胞、骨髄炎などの重い症状に進行することがあります。
一度痛みがなくなったとしても次第に以下のような症状が現れてきます(:_;)
・歯を叩くと歯が痛む
・口の中が腫れる
・患部周辺の皮膚が腫れる
・患部の歯や周辺の歯がグラグラする
・歯ぐきが腫れる
・歯ぐきから膿が出る
痛くなくなったからと言って決してそのままにせず
虫歯が重症化する前に、歯の痛みや違和感があるときは早めの受診をお願いいたします。
おぐら歯科クリニック
〒558-0011
大阪府大阪市住吉区苅田9-11-16
地下鉄御堂筋線 あびこ駅(徒歩5分)
ご予約は、お電話またはWebからどうぞ!