歯を失った後の選択肢~②ブリッジ
- 2025年8月19日
- 医療コラム
みなさんこんにちは(^o^)丿
前回は入れ歯についてお話ししましたが、今日はブリッジについてお話ししていきます。
ブリッジとは、失った歯の両側の歯も使って、橋をかけるように人工歯をとりつける方法です。
橋を英語で「ブリッジ」ということから付けられた名前です。
3本以上の歯が連結した見た目で、両隣の歯を土台として削ったうえで歯をのせ、真ん中の欠損した歯を補います。
ブリッジのメリット
- 健康保険が使えるため費用を抑えられる
- 入れ歯よりはしっかり噛める
- 入れ歯よりは自然に見える
- 入れ歯より装着時の違和感が少ない
- 手入れは通常の歯磨きでよい
- 治療にかかる時間が比較的短い
隣の歯と連続で人工の歯をかぶせるため金属などが見えず、自然に見えます。
また隣の歯を使うため土台がしっかりしており、入れ歯よりはしっかりものを噛めます。
固定式なので取り外せませんが、他の歯と同じように通常の歯磨きでのケアでよいため、手入れが簡単です。
ブリッジのデメリット
- 両隣りの健康な歯を削る必要がある
- 適用範囲が限られる
- 歯科で定期クリーニングを受ける必要がある
- 修理が難しい
最も大きなデメリットは、両隣りにある健康な歯を削る必要があることです。
歯は一度でも削ると二度と元には戻りません。
わざわざ健康な歯を削ってその寿命を縮めてしまうため、長い目でみると歯の負担が大きくなります。
また、両隣りに健康な歯があることが条件であるため、適用範囲が限られます。
ブリッジは違和感なく装着できるうえ、固定するため装着後の違和感が少なく噛む機能を回復できます。
しかしデメリットが多いことも事実です。
特に健康な歯を削ることに対しては、歯の将来を考えると、
両隣の歯が1度も治療を受けたことがないきれいな歯であれば、やはりもったいないことです。
どうしていけば一番いい方法なのか一緒に考えて治療を進めていきましょう(^O^)/
次回はインプラントについてお話しします。
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